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Kalanchoe.

「幸福を告げる」「たくさんの小さな思い出」「あなたを守る」「おおらかな心」

人の愚痴を聞くということ

このブログをTwitterのリンクから外して2週間が経ちます。

けれども、意外にもアクセスしてくれる方は多いらしく、特にキンプリ応援上映の記事と「ウサギ」の感想文にアクセスが集中しているらしいです。

キンプリは特に今話題だし、「ウサギ」も高校生の現代文の教科書に載っているから、もしかしたら現代文の課題に役に立っているんじゃないのかと思うと嬉しいですね。

 

毎日仕事に追われていると、月日が過ぎるのが本当にあっという間に感じます。

朝6時に起き夜の19時に帰ってくる生活を続けると、いつのまにか春は終わり梅雨がやってくるのです。

 

ところで、私はいつも会社でお昼を食べる時は同じ部署の人たちと食堂で食べているのですが、ほぼ毎回と言っていいほど愚痴を聞かされています。

それも、仕事のことや自分の子ども(=私と同年代)の話が多く、正直その愚痴の内容は自分にも当てはまる部分はそこそこあるわけで、正直聞いているとかなりきついものがあります。

仕事のつかの間の休憩時間を、そんな愚痴を聞かされて潰されるわけにはいかないので、最近はなるべく外に食べに行ったり、食堂ではiPhoneを取り出し誰かと連絡を取っている振りをしながらTwitterを開き、なるべく話し相手の対象から外れるような努力をしています。

 

 

私がなぜここまで愚痴を聞くのが嫌なのかというと、先ほど述べたように自分と同年代の人間の話を聞かされるのに辟易としていることもありますが、昼休みにまで仕事のことを考えたくないからです。

私は正直、今の仕事はあまり自分には向いていないと思っています。いや、仕事がというよりは、仕事場の人間となかなか仲良くなれていません。

また、慣れないうちはミスを連発し先輩や上司に迷惑をかけてしまい、以前の部署ではうまくいっていて自信がありましたから、ミスをしまくる自分にショックを受けたこともあります。

人間、誰しも失敗はするし、向き不向きがありますから仕事をしていてうまくいかないこともあります。

けれども、仕事をして成果を上げ、その報酬として給料をもらい、その給料で生活していくわけですから、失敗したからとか向いてないからといって逃げてはいけないのです。一度起こしたミスで落ち込み、反省し、そのミスを起こさないような対策を練り実践していくことで、社会人として成長していくのです。

…と、まぁなんともかっこいいことを述べてみましたが、社会人としての成長云々ではなく、とにかく近頃の私はミスを起こさないよう必死でいます。

必死でいる分、周囲の環境があまり目に入らないのかというとそういうわけでもなく、とにかく周りに気を配りまくり遣いまくりで、そんなことをしていたらいつのまにか先輩に話しかけられるまで自分からは話しかけられない人間になりました。自分から話すことができないので、相手の話を最後まで聞いて適当な相槌を返しています。

 

 

しかし、そんな私も昼休みの食堂では活躍してしまうのです。つい、相手の話をさえぎることができず、最後まで聞いてしまいしかも適切な相槌を打つのですから、愚痴を聞いてもらうにはもってこいなのでしょう。

 

 

愚痴を話すとき、とりあえず話す人は今の状況を改善したいとは1ミリも思っていません。

ただ、自分の思っていることを全部ぶちまけてすっきりしたい。というか誰かに聞いてもらいたい。そう思ってついついべらべらしゃべっています。

相手は私のことなんて少しも考えてやいない。私はこの人が嫌いだ。早く終わらないかな。

 

 

「娘が家事をやってくれなくて… 私は仕事で疲れてるのに…」「それは大変ですね」

「この間電話取ったら相手の人が…」「そんなことが…」

 

 

話を聞いているのかそうでないのかわからないめちゃくちゃな返答ですがそれでも相手は満足するらしく愚痴は広がり、昼休み終了10分前になりようやく相手が「トイレ行くね」と立ち上がります。

 

 

今度は私が愚痴を吐く番です。すかさずiPhoneTwitterを開き愚痴を聞かされまくって昼休みを潰された恨みを発散します。そんな毎日です。

 

 

 

そうこうしているとさすがに表情に出るらしく、今日の私は寝不足なのと天気が悪いのもあり、なかなか月曜日にしては疲れた顔をしていました。

もともとそんなに忙しくない時期ですが、何をしてもやる気が出ず、ミスだけはしないように注意を配りつつ自分の仕事を適当にこなし、あとは先輩に言われ古い書類を片付けたりとそんなことをしていたのですが、どうも気持ちが沈んでしまい暗い気持ちでおりました。

 

そんなとき、いつも私に愚痴を言う人が近づいてきました。

あ、またなんか言われる。やだな。思わず身構えると、その人は私にこう言いました。

 

「なんか元気ないね、なんかあった?」

 

「いつも愚痴聞いてもらってるから、なんかあったら話してね」

 

 

予想外の言葉に、私は、呆気食らってしまい、「あ、はい、ありがとうございます、大丈夫です」としか言えなくなりました。

私のことを何も考えてない、私の大嫌いな人間が、実は私のことを心配していた。なんて知って動揺しておりました。

そのとき、今まで避けていたこと、クソババアなんてTwitterで書いていたこと、そんなことがふと頭の中に蘇り、目元に熱いものがこみあげてくるのをひしひしと感じました。

瞬間、17時の鐘が鳴り、机の上に散らかった書類を引っかき集め、引き出しに詰め込みカバンをひったくり、「お先に失礼します!」とその場を離れタイムカードを切り会社を飛び出しました。

自分でも混乱していて、どうしたらいいのかわからずパニックになっていました。

 

 

日頃私は、なるべく人に迷惑をかけないように、というか、なるべく気配りを欠かさないようにしています。

そして、人の話を最後まで聞いてあげる。(よっぽど面白くない話以外は)

私は、仕事でミスが多いです。ミスが多い分、それを減らそうと努力しています。

それができず、結果人に迷惑をかけ、それを愚痴として昼休みにだらだらしゃべるような人間が嫌いでした。

なるべく関わりたくないと思い、ずっと避けています。

そういう人が、私のことをずっと気遣ってくれていて、心配してくれて、話しかけてくれて、すごく申し訳なかったのと、嬉かったんだろうなと思います。

 

 

今まで、自分と考えが合わない人は敵、関わらないようにしよう、と思っていましたが、その考えを改めて、そろそろ誰かに自分の考えていることを伝えたいなあと、そう思い始めた今回のブログでした(今まで何かの感想や出来事が多かったのでね)

 

 

天気が悪い日々が続きますが皆様お元気で。